概要

 子育てや老後の暮らし、高齢者の介護、病気など様々な生活の課題に直面した時に、個人や家族ではどうしても解決できないことがあります。そうした生活の課題を解決し、生活の質を維持・向上させるため、サービスを社会的に提供すること、あるいはそのための制度や設備を整備することが社会福祉の理念となっています。

 誰もが住み慣れたまちでいつまでも安心して幸せに暮らしたいと願っています。それぞれの地域において人びとが安心して暮らせるよう、地域住民やコミュニティ、社会福祉関係者がお互いに協力して地域社会の福祉課題の解決に取り組んでいます。「社会福祉法」では、地域住民、社会福祉関係者などが相互に協力して地域福祉の推進に努めるよう定めています。

 社会福祉協議会は、社会福祉法に「地域福祉の推進を図ることを目的とする団体」として規定された公共性と自主性を有する民間の組織です。住民が会員となってみんなが安心して暮らせるまちづくりをすすめています。

 草津市社協は、地域の中で支援を必要とする人が孤立することがないよう、すべての人が「草津に住んで良かった」と言えるように、個人が抱える課題や問題を地域全体の問題としてとらえ、地域の皆さまやボランティア、福祉・保健の関係者、行政機関などと一緒に問題の解決に向けて考え、話し合い、「こころ温かく支えあい　住みつづけたい福祉のまち・くさつ」をつくっていきます。