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“コロナ禍での在宅医療”をテーマに意見交換を実施!

玉川学区社協2020年12月28日

令和2年12月19日に玉川学区で今年度2回目の「医療福祉を考える会議」が行われました。

 前回の会議では、コロナ禍での訪問看護や介護施設から話題提供をいただき、コロナ禍での利用者さんの様子などを教えていただく中で、入院ではなく在宅で最後を迎えたいと考える人が増えたという話題があったことから、今回の会議ではコロナ禍での在宅医療をテーマに行いました。

 コロナ禍ということもあり、在宅医療を担っている医師をお呼びするのは難しかったので、コロナ禍の在宅医療を特集した映像を参考に、自分が患者の家族だったら、近所に住んでいたらどのような関わりができるか、という視点で意見交換を行いました。

 意見交換では、実際に在宅で家族の看取りを経験した方からの話題提供もあり、自分が家族だったらという意見がたくさんでてきました。

 その中で、日頃から家族や身近な人たちと、万が一の時のことを話し合っておくことの大切さや、草津市で進めらている「未来ノート」の活用を家族だけでなく、周りの人たちにも教えてあげようという話がでてきました。

 また、実際に看取りを経験された方からは、地域の方々のちょっとした声かけが嬉しかったというお声や、人とつながることで情報が入ってきやすくなるという話、介護を担う家族が家とは違う居場所があることで、息抜きとなり、良かったという話など、様々な視点からの話がでてきました。

 今年度、コロナ禍ということで、これまでのように専門職と地域の人たちがたくさん集まって、話をすることが困難だったため、専門職から話題提供し、地域の人たちが中心となって意見交換を行うという方法で、少しでも人数を抑える工夫をしながら開催しました。

 この会議を開催するにあたり、コロナ禍を逆手にとって、コロナ禍だからこその話題で会議を開催することで、「継続は力なり」と地域の活動を止めないぞ!という学区社協の熱意を感じました。

 草津市社協としても、学区社協の想いに負けないように、学区社協の活動支援をはじめとする地域支援を進めていきたいと考えています。

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