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『介護事業所等が訪問先で駐車場の確保に困っている・・・』

老上学区では、駐車場問題の解決に向けて取り組んでいます!

老上学区社協2023年05月15日

 老上学区では、「ピカッと草津」(新たな地域のケアシステムの構築~地域づくり編~)と題した、「誰もが訪問サービスを受けやすい地域」、「フォーマルサービスに光を当てた地域づくり」に向けた取組を進めています。

 いまなお人口が増加している草津市でも高齢化は着実に進行しており、今後も介護事業所による訪問サービスのニーズ増加が見込まれます。

 しかし、サービス事業所によると介護現場では、自動車で利用者宅に訪問したときに「駐車できる場所がない」、「自宅前に駐車しないでほしいとの希望を受ける」などの理由により、駐車場所の確保に苦労することが多い、との経験談をお聞きすることが増えています。 複数の利用者を続けて訪問し、ときには介護機器等を運ぶ必要があるなかで自動車での移動は不可欠であるなか、サービス事業所は困っておられます。

 こうした駐車場問題を解決していくためにできることを、老上学区では、地域、医療、福祉、行政等が集まってともに考える「医療福祉を考える会議」の場で検討しています。

 今後の目標は、この問題を広く地域の皆さんにご理解いただき、できる範囲でご協力いただけるよう関係づくりを進めることにあります。自治会館、まちづくりセンター、薬局、事業所、住宅の空きスペースなど、介護サービス事業所の駐車スペースとして「どうぞ使っていいよ」と言っていただける福祉風土を高めていきたいと思っています。

 また、この駐車場問題を切り口として、現時点では介護サービスになじみのない方々にも、将来を想像して在宅介護サービスが決して他人事ではなく『我が事』なんだと理解してもらうことも大切です。

 市社協は今後も、老上学区とともに「ピカッと草津」を進めていきます。

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