志津学区の「医療福祉を考える会議」が開催されました!
(生活支援体制整備事業第2層協議体)
令和2年9月17日に今年度第1回目の志津学区の「医療福祉を考える会議」が行われました。
今回の会議では滋賀県済生会訪問看護ステーション草津の南所長、小規模多機能ホームあん矢倉の高島所長から、新型コロナウイルスと地域活動について語っていただきました。事業所としても利用者を守ることを念頭に置き、感染対策を徹底しておられる様子をうかがうことができました。また、草津市社会福祉協議会、志津社会福祉協議会による取り組みの発表も行い、新型コロナウイルスが蔓延するなかでも専門職が地域のなかで活動していることや、地域への思いを伝えることができました。
その後は新型コロナウイルスの影響による自粛期間を参加者の方々がどのように過ごされたのか、自粛期間の中での課題や過ごし方の工夫、地域活動について新しい取り組みなどをグループに分かれて話し合いました。地域の方々は新型コロナウイルスで外に出られず、普段と違った生活を強いられた方もいらっしゃいました。「新型コロナウイルスにかかってしまうと他の人に移してしまうリスクがあるので外に出られない」、「新型コロナウイルスの感染者の情報開示はどこまでするのか」など、参加者の活発な意見交換によりあっという間に時間が過ぎました。各グループから出た意見は、グループ代表者の発表によって共有を行いました。活発な意見に参加者が耳を傾けている様子が印象的でした。
志津学区では、「向こう三軒両隣、誰もが住み慣れた地域で、生きがいをもって暮らせるまちづくり」を目指した取り組みを進めています。高齢者や子育ての孤立化を防ぎ、「困った」と言える関係づくりを目指して、外出しやすい環境づくり、気軽に集まれる居場所づくりを進めていきます。そこで、志津にある資源を地図で示した「志津のあんしんつながりマップ」、「ランチマップ」の作成、ちょっと休んで話ができる場をつくる「ベンチプロジェクト」の3つの実現に向けて取り組んでいます。今後もコロナ禍のなかで志津学区としてできることを考え、行っていきます!